代表あいさつ

Greeting

販売代理業から消費者の購買代理業へ

この度は、弊社ホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。

冨士屋本店は昭和12年、黒門市場にて私の祖父母が菓子小売業として創業いたしました。

お菓子という商品は人々の暮らしに近く、毎日の生活の中の小さな癒しの役割を担っていて、大量に買うものではない代わりに節約するほどの贅沢品でもありません。そのため景気の波にあまり左右されず、安定しているという特徴がお菓子業界にはあります。
実際、世間様の景気が良い時期に業績がうなぎ登りになることはあまりないのですが、景気の冷え込んだ時期でも他業界ほど業績が落ち込むこともありません。
24歳で入社し、社長を務める今になりますと、終戦以降の景気の乱高下の時代を長年に渡ってくぐり抜けながらお菓子を取り扱う商売をここまで成長させてくれた創業者の祖父と会長である父には、大変感謝しています。

現在は、大阪を中心に近畿2府4県のスーパーマーケットやドラッグストア、量販店、仲間卸などへお菓子や食品をお届けする卸売事業、海外へ日本のお菓子をお届けする海外輸出事業、健康食品を一般のお客様に販売する通販事業の3つを柱に事業展開しております。

卸業として、単に店舖様から注文された商品を右から左に届けるメーカーの販売代理をするのではなく、一般のお客様(消費者)の『購買代理業』として、お客様が本当に欲しいと思う商品は何か、どのように展示すれば手に取っていただけるかを常に思考し、小売業様の売り場診断や棚割り提案を行っております。

日本には、世界でも類を見ない多種多様なお菓子の品種とメーカーがございます。先人達がこれまで築いてきた日本のお菓子文化の火を絶やさぬよう、お菓子を通じて溢れる笑顔と幸せな空間を創造するべく、社員一同成長して参ります。

今後とも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。