先輩の一日&メッセージ

Message

最初はできなくて当たり前。
何でも聞いて吸収しよう。

中尾 康介

業務部(2004年入社)

お仕事内容を教えてください

お仕事内容を教えてください

業務部という部署で受発注業務を行っています。営業担当者がお客様から依頼された商品の手配や取り置き商品の在庫が少なくなった際のメーカー様への発注が主な仕事内容です。
現在は6名体制でこれらの業務を行っており、冨士屋本店の心臓部という気持ちで仕事に取り組んでいます。

仕事をしていて、よかったなと思うエピソード

業務部の仕事では、メーカー様やお客様など様々な人と出会えます。受発注業務と聞くと、社内にこもって黙々と入力作業を行うと思われがちですが、当社では様々な人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めています。

辛かったこと、苦しかったこと

発注のミスなどは何度かやってしまいました。発注ミスはお客様に予定の商品をお届けできない等のご迷惑をおかけします。商品仕入れのミス=結果的に会社の利益に直結する可能性もあることなので、大変苦しい気持ちになります。辛いのですがその時は何とか気持ちを切り替えて、なぜミスをしたか検証し、防止する方策を凝らし実行することで、辛かった分それを無駄にしないように心掛けました。受発注の入力業務には集中力が欠かせませんので、業務の順序の見直しをして、入力業務は午前中に行うようにし、他部署にも協力を求め業務の集中体制を作れたのもミスの反省からです。

冨士屋本店で働き自身が成長したと感じたエピソード

冨士屋本店で働き自身が成長したと感じたエピソード

初めのころは正しく受発注できるようになることで精一杯でしたが、経験を積むにつれ受発注を通じて物流等の業務にも携わるようになりました。毎日多種多量の商品が遅滞なく、間違いなくお客様に届くよう、メーカー様、物流センター、お客様との間で私が調整を行っています。社内にいながら近畿全体を見渡し、商品供給で問題が起きそうな台風発生や農業被害、交通渋滞予想も頭に入れ、受発注業務に留まらない多方面へのマルチな対応が出来るようになったと思います。

入社した頃の自分と比べ、変わった事

入社前までは、自分が正しいとばかり思い込み、自分の意見を通すことに執着していた気がします。
冨士屋本店に入社し、お客様や先輩・同僚との関わり合いの中で、自分の考えだけを話すのではなく、相手の意見をしっかりと聞くこと、相手の言いたいことを理解し、その上で自分の考えも聞いてもらい、相手はそれをどう思うのかを返し、自分は相手の考えに感じることを話し、そうしてより良い方向を見つけていくという、会話する力が向上したと感じます。

部下や後輩との関わりの中で、自分が成長したと感じる事

あまり細かすぎる指示は出さないようになりました。以前は、上司は指示・命令をするものだと考えていましたが、会社のビジョンや社員数の増加もあり、自分がいつも細かい指示を出すのではなく、時には部下を信じて任せる事も大切だと考えるようになったことは、成長した部分だと思います。

学生時代は何をしていましたか?

学生時代は何をしていましたか?

大学生になり初めてアルバイトをしてお金を稼ぐこと、仕事を通じて人の役に立つということを経験し、アルバイトに明け暮れていました。クラブ活動とは異なり、異なる年代の方と一緒に仕事をするということは、今思えば現在の自分のベースを作る良い社会経験になったと感じます。

冨士屋本店を選んだ理由

私は中途採用なのですが、内勤の仕事を探していました。複数社応募し最初に面接をしたのが冨士屋本店でした。

面接に行った当日その日のうちに当時の社長(現会長)から内定のご連絡をいただき、嬉しかったことを覚えています。内定の決め手は、「応募者の中で唯一退出時に丁寧に挨拶をしたところが、他の人とは違った」とおっしゃっていただき、目立たないところなのにしっかりと見てくださっていると感じ、冨士屋本店への入社を決意しました。この時かけていただいた言葉は今でも、冨士屋本店で仕事をする上での私の拠所になっています。

学生や求職者の方へのメッセージ

冨士屋本店では「こんな取り組みや改善をやってみたい!」という意見を出すと、それをやらせてもらえるという風土があります。チャレンジ精神のある人にとっては非常にやりがいを感じられる職場ではないでしょうか。逆に指示を待つタイプの方の場合、周囲の熱量に圧倒されてしまうかもしれません。自ら仕事を求めて行動する方であれば、仕事の幅が広がり、成長できる環境だと思います。

最初は何事も出来なくて当たり前です。その時に、教えられるのを待つのではなく、先輩に何でも質問して吸収しようという気持ちがあれば、教える側も絶対に成長して欲しいという思いで、全力で接してくれる会社です!

1日のスケジュール

8:30
朝一で、会社全体の前日売上の確定処理をします。これにより、社長、経理部、営業全員が前日の売上実績を把握することが出来ます。この数値を元に各自が次の行動を考えたり変えたりするので大変重要な仕事です。
10:00
絶え間なく入る受注を正確に捉え、データ入力していきます。その間にもお客様から商品在庫のお問い合わせや納品可能日の確認があります。お客様は売れているから今その商品を欲しい。ご要望にお応えできればお客様の売上が伸びるので、あらゆることを考えてお客様のご要望にお応えします。
11:00
メーカー様から、こちらが発注した商品について確認が入ります。一番肝心な点は納期です。リードタイムが足りない時は営業担当からお客様に納期の変更をご連絡し、ベストな配送を探ります。また、今日の配送が交通事情のため予定時間より遅れそうだとメーカー様から連絡が入ればすぐに、お客様に連絡し影響を最小限に食い止めます。
13:00
いつもお弁当を持ってきているので、食堂でお昼休憩します。
14:00
受発注業務が一段落し、先の入出荷予定で気になることなどをメーカー様や物流センターに確認します。大口入荷を予定している時は、物流センターの業務効率を下げることのないようしっかり連絡を取り合い、段取りを組みやすくします。また、お客様の配送要望に沿うにはどうしたらよいか、物流センターとの間で調整を行います。
16:00
システム部の小ミーティングをして、今日の業務中に起こったことについて情報共有をし、誰でもスムーズに対応できるように心掛けます。
営業が帰ってくると、今日の営業活動中にお客様から伺った注文やお問い合わせ内容がシステム部に集まります。今日中にできること、明日の業務に処理すること等を振り分け、細やかに対処します。
今日中にできることを済ませ明日の準備をして退社します。