先輩の一日&メッセージ

Message

自分が「販売した商品」が
売り場に並ぶと感動します。

野々宮 和美

貿易部(2005年入社)

お仕事内容を教えてください。

この仕事を選んだ理由

貿易部にて、日本の商品を海外のバイヤーと商談し商品を輸出しています。輸出国は主に東南アジア、香港、中国やアメリカ、EU圏です。

仕事内容は商品提案から発注、輸送のスケジュール管理から通関書類作成など全て行っています。

また、海外の商談会への参加、市場調査や商品提案で年2~3回海外出張をします。

香港のお客様は情報を自分たちで積極的に探されて、インターネットで商品情報を沢山集めますが、ベトナムのお客様は対面で話しをしたほうが、商談に持ち込みやすいなど、お国柄によって対応する方法も変えています。海外のお客様とのやりとりは主に英語で行っていて、メールだけではなく、SNSを用いて連絡することもあります。色々な方と様々な方法で繋がっているのはとても楽しいですね!

仕事をしていて、よかったなと思うエピソード

相手を思った「厳しさ」が、この会社にはある

海外に行って、自分たちが普段食べたり扱っているお菓子が商店にならんでいるのを見るのは非常に幸せですね。自分が作ったお菓子ではないのですが、携わったものが売り場に並んでいるのを見たときは、やっていてよかったな~と思います。

辛かったこと、苦しかったこと

仕事して辛いと思うこと自体があまりないのですが、お客様のご要望にお応えできなかったときは心苦しくなります。

冨士屋本店で働き自身が成長したと感じたエピソード

4~5年前のことです。とあるメーカー様から仕入れ価格を値上げするというお話しがありました。値上げとなると、お客様に対して従来通りの商品供給が難しくなってしまいます。

私としては何としてもこれまでお付き合いしてきたお客様に対して、今まで通りの価格で喜んでいただきたいと思い、営業部長に相談し、一緒にメーカー様へと交渉に行きました。何度も何度もお願いし、ようやく従来通りの仕入れ値でこれからも商品を供給してくださることになったのです。この出来事を通じて、それまでは貿易部は私一人でやらなければならないという感じで、他の営業スタッフに頼ることはあまりしなかったのですが、時には上司や同僚に相談する事の大切さ、組織の力を活かすことが非常に大切と感じました。

学生時代は何をしていましたか?

青森から大阪の大学に受かり、一人暮らししながら大学ではアカペラサークルに入っていました。
アカペラサークルには学部生だけでなく大学院生の方もいたので、コンサートを開催する時には様々な年齢の部員が裏方や、集客・販促活動などで力を合わせてひとつのものを作り上げ、成功を味わう体験をたくさんしました。これは非常に勉強になりました。

専攻は中国語を学んでいました。中国語教授の奥様が中国の方で、その方に日本語を教えて逆に中国語を教えてもらったりして自然と中国語が身に付きました。業務で主に使用している英語に関しては副専攻だったので、単語を多く知っているくらいで、仕事の中で鍛えていかれました。私の英語の先生はお客様ですね。

冨士屋本店へ入社の理由

新卒で入社しました。人と会うことや話すことが好きだったので営業職を志望しました。

最初に冨士屋本店に来たとき、年齢層が若く、元気のある会社だと思いました。会長と社長が面接をしてくださったのですが、そのとき、非常に楽しくて1時間くらいずっと私が喋っていました。それまでは雲の上の立場の人だと思っていた方々と、フランクに話しが出来るという雰囲気に大きく惹かれました。

学生へのメッセージ

何でもやってみようと思っている方と一緒に働きたいと思っています。

チャレンジさせてもらえる環境なので、まずやってみて、経験して感じる事が成長へとつながります。

また、学生のうちに、外国には触れておいた方がよいと思います。私は学生時代はバックパック一つ担いでいろんな国を旅行しました。外国人の日本人とは違う考え方を知ると、刺激になり、もっと知りたいという欲求が湧きます。色々な国のことを知って感じてもらいたいです。

1日のスケジュール

8:30
前日の営業売り上げやメーカーの値引きなどを確認したり、メールチェックします。
9:00
貿易部で情報共有や本日の行動計画を確認します。
10:00
日本中からいろいろなメーカー様が来社され、ほぼ毎日商談します。
メーカー様の商品アピールポイントを聞き、味や原材料を確認しながら、最適な国や得意先様を常に考えます。
12:00
昼食はお弁当を買って、みんなと一緒に食堂で食べてます。たまに、近くのお店に行くことも。
14:00
海外のお客様とメールやチャットでやりとりします。商品に関することや通関状況、現在のニーズや提案まで!
英語や中国語でコミュニケーションを密にし、最新情報を把握します。
15:00
貿易関連のセミナーに出席する為外出。海外販路の拡大の為、国内外の展示会や商談会の情報を集めます。
18:00
今日できることは全部やって帰るタイプです。明日朝一でやらないといけないものはメモに書いて、PCの画面に貼って帰ることを習慣にし、明日スムーズなスタートができるようにします。