代表メッセージ

Message

共に溢れる笑顔と幸せな空間を創造しよう

代表取締役社長 谷上 浩司

冨士屋本店は、お菓子を通じて溢れる笑顔と幸せな空間を創造する会社と定義しております。

あるとき満員電車の中、大声で泣く赤ちゃんを抱えたお母さんがいました。周りの乗客はうんざりとした顔でその親子を見ていたのです。お母さんも困ったようで、バッグの中から乳ボーロを取り出し赤ちゃんにあげたところ、それまで大声で泣いていた赤ちゃんが、ピタッと泣き止み笑顔になったのです。すると、これまで迷惑そうな顔をしていた周りの乗客も、赤ちゃんの笑顔を見て皆笑顔になっていったのです。

普段私たちが行う仕事は、段ボールに入ったお菓子を小売店様にお届けするなど裏方の仕事が主ですが、私たちの扱う商品の先にはそのような物語があるということを知った時、幸せな空間を創るお手伝いをしているのだと実感いたしました。

お菓子は景気にあまり左右されない商売です。しかし、その分競争も厳しい業界です。
その中で当社は「人間力」を高める事で差別化を図って行きたいと考えております。
お得意先様に、当社から商品を仕入れたいと思っていただくこと。
それは当社が持つ豊富なお菓子の知識と情報力、それに基づいた提案内容、お得意先様のご要望へのきめ細かな対応力、すなわち㈱冨士屋本店社員一人一人の人間的な力を、商品の付加価値として認めていただくことだと考えます。
その様な会社になるため新人も中堅もベテラン社員も共に育つ『社員共育』に積極的に取り組んでいます。
例えば、新入社員の指導は入社2年目の社員が担当します。この狙いは“学んで足らざるを知り、教えて至らなさを知る”ことです。教わる側はもちろん、教える側も共に学び共に成長することを大切にしています。

「溢れる笑顔と幸せな空間を創造する」という言葉には、働く仲間にとって会社が笑顔溢れる場であり、幸せな空間であるという意味も込められています。働く仲間が、個々の人間として自分らしさを発揮し、働くことに充実感を味わえるようになることで、会社という場は笑顔や幸せが溢れる場になります。

誰にでも必ず、その人にしかない強みや個性があります。あなたにしか無い“自分らしさ”を共に活かし、明るく前向きに大きな夢に向かって進んでいきましょう。